ぐらのうた、ぐらのまいにち

morigura.hatenablog.com

2018-01-01から1年間の記事一覧

あ い だ

君は言い放つ 「才能を無駄遣いするな」 その時、わたしの何かが壊れてしまった。 きっとそれは幸せなことだった。 なにもないわたしが君から才能をもらった それだけで、なんだか納得してしまいました。 固執していた不条理。 かけた鍵を無くしてしまったと…

祖父の夜

おじいちゃんが入院した。普段、持病のお薬を飲むことすら嫌々で完全なる医者嫌いである。わたしのおじいちゃんは75歳。わたしが初めて会ったのは25年前であなたがちょうど50歳の時だったのですね。母親と父親がわたしを育てられなくなり一つ返事でわたしを…

知らないっしょ

わたしも頭がパーペキなんで自分の推しを書いちゃいます。・君と自分は運命だって信じているところ・いつだってどこでだって君の味方でいるところ・君が他の女の子と映画に行ったって寝たってそれはストレス解消のためのスポーツみたいにただの暇つぶしなん…

待ち人

君はあの子を待っている私は春の野花のよう君のため咲きたいのに君はあの子を思い出してる私は夏のひまわりのよう君だけ見つめているのに君はあの子を望んでいる私は秋の虫たちのよう君のため歌っているのに君はあの子を忘れない私は冬の雪だるまのよう君だ…

男、友達。

君は言います。 男友達が少ないから俺のことを好きだと勘違いするんだよと。 わたし、思います。 それはそうかもと。でもね、運命だと思ってしまったのはどうしよう。 君が用意した出会いの場、いざ出陣って望んではみたけれど 勘違いなんかじゃないって証明…

砂浜に寝転んで

君の言葉はいつだって わたしの進む道を指し示す 海原に放り出された気分になる時もある わたしの弱さまで君は知ってるの? 風は自分で起こすしかないってわかってる 君の言葉はいつだって わたしを遠くに送り出そうとする 私の船が順調に進みだす朝もある …

もぐら

いつも日の当たる場所にいる君 ボクを見つけてはいたずらにからかった 君はどんなひとなの? ボクのことがどう見えるの? なにひとつ見えないボクに 君の声が降ってくる ボクはずっと土の下 ボクはずっと穴の中 ボクはずっとひとりきり 前がどちらかも分から…

はじめること

春に始めることは なんとなくうまくいく気がする。 春はどこからともなく成功のにおいがするからでしょうか。